外部相談窓口に相談することも有効

ハラスメントを受けたときの対処法は、相手に直接やめてほしいことを伝える、上司や介護施設内の同僚に相談する、外部相談窓口に相談することです。状況によっては、カウンセリングを受けることで精神的に楽になる可能性もあります。

利用者からハラスメントを受けている場合は、利用者にはっきりとやめてほしい意思を伝えることが大切です。サービスを提供する利用者相手に言うのは気が引けるかもしれませんが、再発防止のためにも上司と相談しつつ対処しましょう。

自分ひとりだけで対処できないと感じた時は、上司や同僚に相談しましょう。暴力や精神的な苦痛について周りの人に話すことで、問題解決の方法が分かったり、同僚への注意喚起にもなったりします。

上司や介護施設に相談してもハラスメントの問題が解決しない、上司に対して介護施設の人が庇っている場合などは、外部相談窓口に相談することが有効です。各都道府県労働局などに設置されている相談コーナーに相談してみましょう。介護施設に対してハラスメントに関する指導をしてくれます。相談なら匿名でできるので、悩んでいる人は電話してみてください。

外部相談窓口に相談するのは大変なことでしょう。精神的にストレスを感じている場合は、メンタルヘルスケアを受けることも検討してみてください。ハラスメントを受けると、メンタルヘルスが悪化してしまう可能性もあります。専門家のカウンセリングを受けてみるのも良いかもしれません。